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ついに・・・ [その他]

決まってしまいました。
本帰国。

8月末頃、シンガポールを離れる事になりそうです。
実家の事情もあって希望は出していたものの、いざとなると複雑な心境。
5年半も生活した場所ですからね。

あと2ヶ月。思う存分シンガポールライフを満喫せねば。
と・・・思いきや、今週末はクアラルンプール、その次はバンコク、そして
イスタンブール。さらにはデリー出張が確定してしまいました。

う~ん。ほとんどいないぞこりゃ。
本当に思い残す事なく、シンガポールをエンジョイできるのか?
というより、帰国までに一体あと何回このブログを更新できるのか?

乞うご期待。

キング・カズ [その他]

東北関東大震災で被災された方々には、心よりお見舞いを申し上げます。
この2週間、海外でも次々と報道される強烈な映像にただただ言葉もなく、
一日も早い復興を祈るばかりでおりました。

海外で自分に出来る事は義援金の募金活動くらいなのですが、今たくさん
の同胞の方々が苦しんでいる中、通常通りの生活ができる事への感謝を
噛み締めつつ、だからこそ自分の仕事をしっかりとやっていく事が大切
なのだと思っております。

そんな中、日本で行われた日本代表vsJリーグ選抜のチャリティマッチ。
この人が、また勇気と感動を与えてくれました。

kazu.jpg

後半36分、キング・カズのゴール
YouTubeでしか見れませんでしたが、それでも熱いものが込み上げてきました。
被災地の方々にどれだけ映像が届いたのかは分かりませんが、この人の
歴史を知る我々世代の人々には、強烈なメッセージとなったのではないでしょうか。
常に全力で、苦難を乗り越え、そして笑顔で前向きに進み続けてきたみんなの
ヒーローが見せてくれた、あの場面でのスーパーゴール。
そして、カズ・ダンス。

これは、俺達もがんばらなきゃ。
出来る事を今やらなくては。


本当に、被災地に平穏な日々が一日も早く戻るよう、心に祈りながら
これからも頑張ります。

デジタル一眼レフ [その他]

私は特に写真に拘る人ではまったくなかったのですが、
1年半程前、実はヨメさんたっての希望でデジタル一眼レフカメラを購入しました。

最近はキレイな写真が取れるということで女性に一眼レフを持つ方が増えてますよね。
子供の友達のお母さんにもそんな方がおられて、たまに子供達の写真を頂くのですが、
その写真の美しさ、普通のデジカメとの違いに、
「私もほひい!」
となった訳です。

そこで、ヨメさんの誕生祝いに購入したのがこれ。

G1.JPG

某社のLumix「G1」です。
小型で軽く、何よりその頃唯一の鮮やかな赤いボディが売り場で異彩を放ってました。
一眼レフというと何やら難しそうですが、普通のデジカメと同じくフルオートモードがあって、
シャッターを押すだけで誰でもきれいな写真が撮れます。
こういうカメラでファインダーを覗いていると、いかにも凝った写真を撮っていそうで、
「あれ?Yさんって写真好きだったんですね。」
などと言われますが、実はシャッターボタンを押しているだけ。
なーんもやってまへんのよん。

で、しばらくは子供のスポーツイベントや旅行なんかに活躍した訳ですが、
いったん一眼で写真を撮り出すと、やはりというか、普段のシーンでも同じ画質で写真が
撮りたくなってきます。しかしいくら小型と言えどこんな↑カメラを普段持ち歩けません。
それこそ職業カメラマンかと思われます。
小型の「GF1」でも買うかな、、、同じレンズが使えるし。と思っていたところ、更に小さい
一眼レフカメラが出てきました。

NEX-5.JPG

ソニーの「NEX-5」。
さすがはソニー、秀逸なデザイン。メニューなんかもセンスが光ってます。

これなら普段でも持ち歩けるぞ。
と密かに思っていた矢先、折しもヨメさんがこれまで使っていたデジカメを紛失。

「・・・んだよ、しょうがねえなあ。」
とばかりに仕方なく、あくまで仕方なく私が使っていたデジカメを引き渡し、自分用にと
購入したのでした。

これが普段持ち歩いてみると、撮った写真の出来なんぞが気になりだして最近は少し
マニュアル撮影についても勉強し始めた私。
写真なんて興味なかったのに、このまま深みにハマっていくのか?
既に2つも購入している事自体、キケンな状態だと人は言いますが。

「カメラには、"撮る"楽しみと"買う"楽しみがある」

と事もなげにのたまうのは、カメラ好きのKさん。
迷言、いや名言かも。

5-years [その他]

今日は大晦日。
2010年もあとわずかとなりました。

私はただいま日本は京都、宮津湾が一望できる某旅館で紅白観戦中。
こちらは朝から大雪で、今もしんしんと降り積もってます。
久々に雪の中をドライブしてやや疲れました。

今年も色々な事がありましたね。
特に12月。

まず、毎年恒例となったシンガポールマラソンに参加しました。

Marathon 2010.jpg

今年こそは最後まで歩かず、本当の「完走」を目指しましたが
やはりダメでしたね~。33Km過ぎでついに歩いてしまいました。
でも、走ることはエンジョイできましたよ。

レース途中、どう見ても60歳は過ぎているであろう初老の男性が、
若い盲目の男性と手を紐で結んで走っていたのが強烈に印象に残りました。
普通に走っても大変なところを片手を結んだまま、しかも他の人に
ぶつからないよう「次は右、左」と始終声を掛けながら走っておられるのです。
親子なんでしょうか、とにかく愛情がなければ出来ない技です。
またこれが速いこと。結構なペースです。

あんなのを見てしまうと、もっと頑張らねばと思いますね。

そしてもう一つの年末恒例行事、GFAのクリスマスパーティー。
新メンバーを迎え、Mバンドが復活を果たしました。

GFA Xmas 2010.JPG

実は私がリハに参加できたのは当日という、いつもながらの急造で臨んだ
のですが、オーディエンスに恵まれ気持ちよく演奏させてもらいました。
個人的には今までで一番歌うことを楽しめましたね。
200名の人の前で演奏させてもらえるのは本当に有難い事です。
バンドの皆さん、いつもサポートいただくGFAの皆さん、ありがとうございました!

ところで、この年末で来星丸5年がたちました。
本当にあっという間でしたが、周囲に支えられて全力投球出来たと思います。
シンガポールという素晴らしい国、ここで出会った全ての方々、いつも支えて
くれる家族、そして日本で一人頑張り通してくれた今年80歳になる母に心から
感謝しつつ、2010年を終えたいと思います。

来年も良い年になるよう、感謝と、愛と、笑いを忘れずに頑張ります。

う~ん、iPodでの更新はやっぱりしんどい。
Happy New Year!


長い道のり [その他]

Marathon09_2.jpg

少し前ですが、今年もSingapore Marathonに参加しました。
これまでで一番準備不足だったので、怪我に泣かされた去年同様5時間以上は掛かるかな、
と思ってましたが、終ってみれば4時間50分。個人的にはまずまずでした。

実は20km過ぎた時点でタイムがあまり良くなかったので、急遽タイムの事は忘れ、

・Keep Going
・Enjoy
・地域と触れ合う (なんだそりゃ)

に方向転換した事がかえって良かったのかも知れません。

ところで、マラソンはよく人生に例えられますね。
今回はつくづくそれに納得したレースでもありました。

長い道のり、途中で色々な事が起こります。
快調に行けると思っていると、突然の疲労で棄権しそうになったり、怪我でペースダウンを
余技なくされたり。回りの人のペースにもついついつられがち。人に抜かされて焦る事も
ありますが、あきらめずに走っていると後半意外と抜き返す事もあったり。

その中で、どういう価値観でもって42.195kmを走りきるかは人によって違ってきます。
目標タイムとするのも良し、完走とするのも良し、あるいは夫婦やカップルで景色をEnjoy
しながら思い出を共有するのもまた良し、です。

ですから、数千人が一斉に参加するマラソンというスポーツにおいて、真剣に優勝を競う
一部の人を除き、「他人と比較すること」にあまり意味はないような気がします。
タイムについて私と優勝したアフリカ招待選手の2時間11分台と比較してもしょうがないし、
レース後の充実感について優勝選手と初めて完走した老夫婦のそれを比較する事も
できません。

要はそれぞれの価値観に沿った納得度を持ってゴールできるかどうか。
まさに、"Run your own race" なんですね、人生も。(うんうん)

今回、妙に気にしていたタイムを忘れ、

・Keep Going = 遅くてもとにかく「前に進み続ける」
・Enjoy = 今この時を楽しむ
・地域と触れ合う = 少し余裕を持って、沿道やボランティアの人の声援に応える

してみた事で、レースは全く違ったものになりました。

特に、応援してくれた見知らぬ人達には思いがけないパワーをもらいました。
2年前にはそんな事を気に掛ける余裕もなくただただ走りましたが、終ってみれば
今年のタイムは2年前よりわずか10分余分に掛かっただけでした。
「必死にがんばる」中にも、やはりどこか余裕は必要なんでしょうね。


とは言え、35km過ぎでミニスカートはいたコスプレ系の女の子にブチ抜かれた時は
相当ショックでしたが。

Marathon09_1.JPG


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月の夜に [その他]

Brewerkz_1.JPG

先週金曜日はひびすけ10歳の誕生日。

たまには早く帰るか、と思っていると、夕方になってヨメさんから
「子供たちと友達の家におよばれするので外で食べてくるように」
とのお達し。

・・・あらま。(注:マレー語)

まあ、元々誕生祝いは翌土曜日と決めていたのでいいんですけど。
とは言え前夜3時までの深酒もたたってどこかへ繰り出す元気もなく、
帰宅してふらりと近所の川沿いにある「BREWERKZ」へ出かけました。

Brewerkz_2.JPG

ここは近いので、普段着&サンダルで行ける私のお気に入り。
カウンターでプレミアリーグ見ながら(この日は仏オープンでしたが)、
地ビールを頼んで、しばしリラックス。

この日は月夜。
グラスを傾けつつ早いものでひびすけも10歳か、、、などと息子との
歳月に想いを馳せ・・・るはずが、
ソデルリングとゴンザレスのフルセットまでもつれる熱戦にすっかり
それどころではくない私。

許せ、ひびすけ。
明日ゆっくりお祝いしよね。



氣志團Jr [その他]

Riang coat1.jpg

黄色いユニフォームの話題が続きます。

先日、リャンコートというショピングセンターで邦人向フリーマガジン「J-PLUS」で有名な
COMMさんのイベントがあり、特設ステージで各種団体がパフォーマンスを繰広げました。
可愛いフラダンスや渋いギター同好会などに混じって、我らが少年サッカースクール・
GFAも負けじとステージパフォーマンスを披露してきましたよ!(何で?)

気になる当日の進行は

①GFAの紹介 → ②ボールリフティングパフォーマンス → ③氣志團の踊り

う~ん、ごくごく自然な①→②に比べ②→③、少年サッカーのパフォーマンスとは
思えない強引な展開です。

え?何ゆえ氣志團、ですか?
はい、実は当クラブ、年数回打ち上げと称する大宴会があり、そのエンディングは決まって
中村代表自らによる氣志團の「One Night Carnival」で親子共々踊って盛り上がる事に
なってまして、、、普段の成果ならびに楽しい雰囲気を味わって頂こう、という企画です。

そして今回、中村代表よりバックで歌を歌ってはとのお誘いを頂き、いつも深く考えずに
OKしてしまう私は、それでもちゃかりM戸コーチもお誘いの上、参加してきました。

しかし実は、前日にふと首をもたげた

「別に歌わなくても、普通にCDかけりゃいいんぢゃ・・・?」

という極めてまっとうな疑問に思いの他悩まされたのですが、最後は幹事・Y田コーチの
今さら何言ってんですか的な言葉に背中を押されました。ありがとう、Y田コーチ。

本番は子供達も全員サングラスに白手袋で気合い十分。
大人はと言えば、アフロ被ったが為に綾小路というよりはまるで井上陽水。
踊りもちょっと研究していったんですが、いざとなると歌いながら踊るって結構難しい
ものですね。次回はもっと歌って踊れるよう頑張ります。

当日盛り上げて頂いた皆様、有難うございました。
お陰様で、子供達もみんな楽しんでたと思います。

しかし、ショッピングセンターでの「営業」は学生時代以来。
商店街から誘われて演奏しに行ったのに、主催者に「うるさい」と途中で止めさされた
事や、真夏のトラックステージに呼ばれて行ったら下が鉄板で照り焼きになりそうに
なった事なんかが懐かしく思い出されます。
まさかシンガポールでまた青春(?)を味わえるとは。
シアワセモノですね。

結婚証明書 [その他]

ROM.JPG

先日、会社の同僚(日本人)がシンガポール人の女性と結婚することになり、
その「婚姻届提出セレモニー」なるものに招待頂きました。

日本だと婚姻届は2人で市役所に届け出て終わり、ですが、ここではROM
(Registry Of Marriage)と呼ばれる専門の役所に届け出、そこから最短で
21日後にそのROMにて証人立会いの下、簡単な挙式(Solemnization)が
行われます。そこには証人以外にごくごく近しい友人のみを招待し、8畳の
間くらいの小部屋で、牧師(?)先導による宣誓や指輪の交換を行います。
(もちろん、いわゆるWedding partyは別途開催)

その後、ROMから「結婚証明書」が即日発行されます。
けっこうきれいにデコレーションされた証明書でした。

これは日本にはないですね。
それをローカルスタッフに言ったら、
「え~!証明書ってないの?ならどうやって結婚した事を証明すんの?」
とびっくりされました。

日本なら戸籍抄本くらいかなあ、と思って調べてみると、日本の役所でも
「婚姻届受理証明書」というものを発行してくれるらしいですね。恐らく事務的な
紙切れなんでしょうが・・・。
自分の時はそんなの受け取ったかなあ?
確かたまたま休日だったので夜間の窓口に出しに行ったら、当直のおっちゃんが
「はいはーい」
と受け取って窓口をピシャンと閉じられ、拍子抜けしたのを覚えています。

ところで当地の仕組みで面白いと思ったのは、届出後から証明書発行までの
期間はなんと申請中の人が一般公開され(おそらくネット掲示?)、第三者から
異議の申し立てが出来るらしい。
異議って・・・

「あの人、私と結婚するって約束したのに嘘だったのね!絶対に許せないわ!」
てな類から、

「あれ?この人確か奥さんいたんじゃ・・・?」
結婚詐欺発覚、みたいなものまで全て取り合ってくるんでしょうか?

過去どんな「異議」があったのか見てみたい気がします。

F川君、異議申し立てがなくて良かったね。
結婚おめでとう。どうかお幸せに。
こちらも貴重な体験をさせてもらいました。

豚フル対策 [その他]

Swine Flu_1.JPG

WHOのフェーズが「5」に上がり、世界各国でも感染者が急増していますね。
ついに、ヒト→ブタの「逆感染」事例も出たのだとか。ええ?
シンガポールの新聞も、連日豚フル関連のニュースがトップを賑わせてます。
当地保健省は、感染者が出るのも時間の問題、前回のSARSよりも難しい、
長引く戦いになるだろう、とコメントしています。

この先どうなるか分かりませんが、シンガポールや香港で03年のSARSを
経験した方々によると、国内で感染者が一旦発見された場合、特に初期には
対策グッズの入手が困難になるとの事でしたので、我が家でも取り急ぎ
マスクや薬用石鹸、保存食などの買い物に出かけました。

ところが、消毒液やマスクは既に入手困難となっており(会社のスタッフも
市販薬局では結局消毒液が入手できず、結局病院まで行って分けてもらった
ようです)、特にマスクはGardianやWatson、どこへ行っても品切れ状態です。
西野薬局さんでも同様でしたが、こちらは
「入荷次第知らせるので、ノートに連絡先を記入しておいてください」
との事。さすが、対応が違いますね。

GardianやWatsonなんてどこも、

「あの~、マスクありますか」
「あん?」
「いや、だからあのマスク・・・」
「ああ、なんやマスクかいな。ない!」
「はあ、、、で、いつ入りますか?」
「知らんがな」

寿司屋のがんこ親父ような対応でしたが。

自宅に戻ってほどなく入荷したとの知らせがありましたので、とんぼ帰りして
買ってきました。
使い捨てのローカル版と、洗濯可能な日本製がありましたが、一応両方を
購入。

Swine Flu_2.JPG

実際にこれを常時使用するような状況にはなって欲しくないですが、、。
本当に「Long War」になるのかどうか。

育てる [その他]

Ruffles.JPG

昨夜、NHKの「プロフェッショナル」を見ました。

テーマは「育てる」。

興味深かったですねえ。。
なぜなら「育てる」ことは私にとって今大きな関心事の一つ。
家族、部下、GFAの子供たち、そして自分自身。

▼茂木健一郎さんのコメントで幾つか印象に残った言葉がありました。
世界で活躍するプロフェッショナルに共通するのは、果敢にリスクにチャレンジ
し続けていること。しかし、茂木さんによれば彼らが育った環境にもまた一つの
共通点があるそうです。
それは、育てる側の立場の人(親やコーチ、上司など)が彼らにとっての
「安全基地」であり続けたこと。

「安全基地」とは、自分のやりたい事を認めて応援し、信じ、短所を受け入れ、
そして困ったときこそ助けてくれる、いわばいつでも安心して帰れる場所を
意味します。
そういうバックグランドがあって初めて、人はリスクテイクできるのだとか。

▼それは何もかも許してしまう甘さや、物理的金銭的なセーフティネットの事
ではありません。どこかに、失敗してもその失敗も含め自分という存在を受け
入れてくれる場所がどこかにあるかどうか、という事のようです。
従って安全基地が誰であるかは人によって違う訳ですが、子供にとっての親、
部下にとっての上司というのはリスクテイカーにとって大きな存在です。
もしこの概念が正しいならば、親や上司が「安全基地」であるかどうかは人を
育てる上で大きく影響してくる、という事になりますね。

個人的には、「短所も含めて受け入れる」、「困った時こそ助けてやれる」事が
実は最も難しいポイントではないかと思います。
やはり何かとアラばかりが目に付き、それを是正しようとしてしまいがちです
からね。また、助けてやるには助ける側もそれなりのリスクを負わなければ
ならない場合が多いものです。育てる側も決して簡単ではありません。

子供や部下にとっての安全基地となれるのかどうか。

▼現在某飲料メーカーで活躍する商品企画マンには、以前に彼が失敗しても
どんどん企画を書かせ、一旦上に答申するとなれば上層部にその案が潰され
そうになっても懸命に援護射撃してくれた上司がいたそうです。

これを見ていた私の脳裏には、以前企画マンだった頃、経営層も出席する企画
会議で一切援護射撃をしてくれなかった(場合によっては後ろから撃ってきた)、
数人の上司の顔がよぎりました。

これはやってはいけませんね。
こうなるともはや安全基地などでななく、デンジャーゾーン以外の何者でもありません。
自分も部下を持つ今、気をつけなければと最後は妙な納得感と共に番組を見終えた
のでした。

▼もう一つは、自分の成長と「後悔」の関係について。

最新の脳科学研究では、「後悔すること」が脳の成長に大きく影響することが
分かってきているのだそうです。
世界で活躍するプロフェッショナル達はくよくよ後悔などせず、前向きにトライして
いるのかと思っていましたが、実は「くよくよ後悔」している人が多いそうです。
人は後悔する事で、失敗した状態と成功した状態の差を認識し、次回からそれを
埋めようとするらしい。
なるほど・・・。

▼でも、「後悔」にもネガティブな後悔と、ポジティブな後悔の2通りがありそうです。
いつまでも後悔はするが結局同じような失敗を繰り返す人もいれば、その失敗を
活かして次からはうまく回避する人もいます。
要は、「くよくよ後悔する」とは、なぜ失敗だったのかを冷静に分析して、整理する
過程だとも言い換えられるでしょう。
また活躍するプロフェッショナル達の「後悔」は、決して失敗の場合だけでなく、
自分が描いていた理想の形と、結果との差についても常に行われていたように
思えてなりません。

▼過去あれだけのヒットとなたホンダの初代「シビック」は、その直前に全く売れ
なかった大失敗策があった。その失敗を詳細に分析することで、次に生まれた
のがシビックだそうです。

番組を見ていた私の脳裏に、いつも同じ意思決定基準で新商品を失敗させ、その
分析をせずに同じ失敗を繰り返した以前の上層部の顔が、、、

え?脱線している?

自社の批判ブログではありませんので今日はこの辺で。
自分がそうならないよう気をつけていきましょう!


▼写真はシンガポール開拓の士、ラッフルズの像。
東インド貿易会社の彼の上司やエリザベス女王は、彼にとっての「安全基地」
だったのでしょうか。

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